メニュー 閉じる

カプラを作って大型モデルロケットを組み上げる

ボディチューブをつなぐためのカプラを作る。

ボディチューブは90㎜のアルミパイプで作ったのでカプラは89㎜の塩ビパイプを型にするとちょうどよさそう。

というわけで、クッキングシートを敷いて

カーボンファブリックにエポキシを塗り塗り。

更にクッキングシートを張り付けておくと今後の扱いが楽。

塩ビパイプに巻き付けてシュリンクテープで締め上げて。

70度未満の温度で硬化させると出来上がり。

このパイプにセンターリングで補強を付ける。

このセンターリングはボディチューブの潰れ止めとともにパラシュート放出のための高温ガスを冷ますためのブレーキの役目も果たす

このセンターリングはボディチューブの方にも適宜つける。

ボディチューブの内側に接着剤を塗布するための道具は木の棒に隙間スポンジテープを巻いたものを使う。

ボディチューブの内側をのぞき込むとこんな感じ。

下半分で252g。

上半分が262g。

ここまでで513g。

G80エンジンが130g程度。

ノーズコーンにカメラや高度計、パラシュートなどを100g程に収めて730g強。

全高215㎝でで安定度1.5。
OpenRocketでシミュレートして500mちょうどという結果になっている。

実際にその通りになるかは神のみぞ知る・・・か

 

5件のコメント

  1. ポテト

    連投失礼します。
    本体重量500gちょっとでこんな大きなロケットが作れるのですね、とてもカッコいいです。
    よければ教えて欲しいのですが、パラシュートを開く機構(放出薬)はエンジンの放出薬の力で特に工夫なくできるものでしょうか。直径、長さ共に大きいため、圧力が上がらず、ノーズが放出薬で外れないことはないのでしょうか。何か工夫されていることがありましたら教えていただきたいです。

    (自作の直径136mm,高さ2000mmのサイズのロケットをバルサと発泡スチロールと薄紙で作り、c11エンジンで打ち上げ予定です。ノーズ、本体、フィンで130gのため、何とかc11で打ち上がりそうです。ただ、体積が大きすぎてノーズが放出薬で開かなそうなため、対策を悩んでます。細い筒で放出薬の力を受けて、その力を細い棒でノーズに伝え、持ち上げようとしてますが機構が複雑になるため、悩んでます)

    • admin

      そのサイズであれば昔作った植松電機のスペースプローブコンテストロケット部門用の機体の方が参考になるかもしれません。
      直径116㎜
      全高1650㎜
      モーターを除く重量 86g
      というものです。
      放出薬のパワー不足が心配なら、それはボディーチューブ内の容積が大きすぎることによるものかもしれません。
      私はエンジンブロックとなる18㎜の紙パイプを前方に延ばし、バルクヘッドを貫通させて、放出薬のガス圧を前方に集中させようと考えました。とはいえ、そのエンジンブロックもせいぜい40㎝程度のモノなので、どの程度効果があったかはわかりません。とりあえずB型エンジンでピストンランチャー無しで33m、ピストンランチャーを使って46mという結果になりました。
      もちろん、ノーズコーンは放出薬の力で放出されました。
      この手の軽量機体を打ち上げるときに注意しなくてはならないのが、「機体の落下速度が遅く、パラシュートが開かない」可能性です。
      私はこの機体ではパラシュートは使わず、機体自身の空気抵抗を回収機構として設計していました。ノーズコーンが外れたボディーチューブの上端から落ちることが確認できていたので、その部分が壊れないようにちょっとだけ補強してあります。
      この時は「競技後C型エンジンでの発射に耐えること」という条件があったのですが、無事そのチェックに耐え、更にその後もう一回のC型エンジンによる発射にも耐えています。

      http://gallery-h.net/top/?p=494

  2. ポテト

    回答ありがとうございます。
    スペースプローブコンテストで優勝されたブログも拝見しました、おめでとうございます。紹介されていた2mm厚のスチレンボードを試したく、ダイソーを数店舗回りましたが、今は扱いないようです。綺麗に円筒にできる技術があれば軽量ロケット制作が捗りそうですが。

    エンジンからノーズコーン方向に400mm程、筒で放出薬を導いた、つまり放出薬は直径116mmの円×(1650mm-250mm-400mm)の高さの体積を満たした後、ノーズコーンを押し出せたのですね。
    400mmの筒の先の場所には下方向に放出薬が漏れないように直径116mmの円形の紙か何か貼ったのでしょうか。

    ※250mmはノーズコーンやエンジンの高さを想定

    ピストンランチャーの話もありがとうございます。発射の時の摩擦で高度がかなり変わるのですね、このサイトで初めて知り勉強になりました。

    パラシュートはつけるかつかないか悩んでます。確かにゆっくり落ちるので、なくても危なくは無さそうです。
    ボディーチューブは2mm角のバルサ材を30度ずつずらして計12本で作ったため、それが落下の衝撃でポキポキ折れそうです、補強は必要そうです。

    一つ聞きたいですがノーズコーンとボディーチューブは繋がれましたでしょうか(繋ぐのも省略するか悩んでます)

  3. はくど

    ダイソーのスチレンボードは一定数売り切ったら大掛かりに再生産というサイクルがあるようで、在庫がなくなると全国的になくなるようです。時期が来るまで待ち、見つけたら買いだめしておくしかないようです。
    代わりに画材屋さんや模型屋さんなどで、ずっと高級で高価なものが売られていますので、そちらを使うしかないかもしれません。
    面積当たりの重量では画材屋の1㎜のものとダイソーの2㎜のものが同程度でした。
    うまく丸めることができれば、画材屋さんの1mm白スチレンが同様に使えるかもしれません。

    ボディチューブとノーズコーンは紙飛行機キットを扱っているあおぞらの紙飛行機用の赤ゴムを使ってつなぎました。
    https://www.aozorapark.jp/archives/products/whitewings-series

  4. ポテト

    スチレンボードは待っていれば再販の可能性があるかもなのですね、見つけたら買って使ってみます。
    私がよく使う画材屋には厚さ1〜2mmのものは無かったですが、他のお店にあるかもしれないので探してみます。

    ノーズコーンとボディーチューブはゴムで繋がれたのですね、サイトの紹介もありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Translate »