メニュー 閉じる

ドライカーボンパイプの窯

大型モデルロケットのボディチューブには軽くて強いカーボンを使いたい。

で、ウエット・カーボンかドライカーボンか。

ウエットカーボンなら材料の入手性もよいが、ドライカーボンとなるとプリプレグを小分けにして売っているところも少ないし、130度に耐えられるマンドレルが必要になる。さらにプリプレグの保管には冷凍庫が必要などいささかハードルが高い。

が、ウエット・カーボンの硬化促進用の窯を作ってみてからAliexpressで手ごろな大きさのプリプレグが売られているのを発見。更に北海道の冬なら外の物置で保管できることに気づくなどが重なって思い切って挑戦することにした。

窯はホームセンターでパイプの保温用に売られているアルミで巻かれたグラスウールの筒。

マンドレルは80㎜のアルミパイプを1200㎜に切ってもらって購入。

熱源はホームセンターの数千円のヒートガン

 

温度管理は120度までの2系統の温度スイッチ。ただし、あくまでも温度計として使う。

大切なのは全体が均一な温度に上がること。

そこで、熱風の吹き込み口をちょいと延長し、マンドレルの中に熱風を吹き込む形にする。

パイプを通ってマンドレルの反対側に到達して熱風はパイプの外を通って折り返してくるという寸法だ。

だから、吹き込み口の周りに少々の隙間を設け、折り返した熱風がここから抜けるようにする。

 

問題はこの温度計が120度までしか測れないこと。

そこで、熱電対が付属するテスターも併用し、全体の温度を推定して焼くことにする。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Translate »