大型モデルロケットプロジェクトの続き。
フィンをどうするか。
大型モデルロケットの制作動画を見ていると、合板かグラスファイバーの無垢板を使うことが多いようだ。
しかし、私が作りたいのは少しでも軽量化した機体だ。そんな重いフィンは使いたくない。
だからと言って40mチャレンジ機のようにスチレンボードだけっていうわけにもいかない。何しろ、スピードが全く違うのだ。下手をすれば発射と同時にちぎれ飛んでしまうかもしれない。
というわけで、スチレンボード・コアのカーボン製のフィンを作ることにした。
コアは勝手知ったるダイソーの5枚で100円のもの。
エポキシは
の50分型を使った。
反省点としては、もう少したっぷり使ってやれば一回でツルツルの平面ができたのではないかということ。ま、次やるときには気を付けよう。
で、これを平面形に切り抜いたのだが、切り口が直角なのが気に入らない。翼形やナイフエッジに整形してからカーボンを貼ればいいのだろうが、手で、そんな加工をするのも手間がかかる割に制度が出なさそう。
というわけで思いついたのが、ダイソースチレンの柔らかさを生かし、切り抜いた後、周りをつぶしてやればうまい具合のナイフエッジができるのではないかということ。
ただ、つぶすだけなら弾力で戻ってしまうので、切り口に流動性の瞬間接着剤を流し込んでから万力で締めてやることにした。
1分間ほど圧縮しただけなら瞬間接着剤といえども固まりきらないので、つぶした後にはクリップで固定して完全な固化を待つことにする。
これで1枚10g程度の軽くて丈夫なフィンができた。
ピンバック:大型ロケットのフィンとボートテイルの組付け – ブリコラージュ工房 シュレディンガーの猫