子供向けの工作教室の依頼があったので、そのための機体を改めて設計する。
過去にも2種類ほど設計したことがあったが、5月にデュアー氏にいただいた「てんとう虫」に触発され、更に簡単に、確実に飛ばせるものをと考えた。
考慮するのは、
1 部品点数が少ない
2 接着など組み立て時に器用さを求めず、失敗してもリカバリが容易。
3 無調整でそこそこ飛ぶ
4 壊れにくく修理も簡単
5 キットとして準備の手間がかからない
等。
図面がこれ。前後方向に長い無尾翼機。
部品は5点。カッターマットの白い帯はバラスト用のビニルテープ。
今回のものは25㎝くらいでちょうどよさそう。
胴体とフックはダイソーの紙貼りスチレンボード5㎜を1㎝幅で切ったもの。
これに主翼部分に両面テープを貼っておく。
これは両面テープの幅になるように何枚か重ねてから両面テープを張り、その後、反対の隙間から両面テープを切り離してやる形にすると楽。
フック部分にも両面テープをつけておいて胴体の先端に付ける。
ビニルテープをこのフックにぐるぐる巻きにする。
主翼は前縁をコンパスで引いた線に合わせて円形に切り抜く
両面テープで張り付け。ここで主翼を真ん中に貼ることができれば、ほぼ間違いなく飛ぶ。
尾翼も両面テープで貼る。両面テープを貼るのは胴体側の方がよかったかも。
で、出来上がり。
上反角をつけるべきか悩むところ。
上反角有の方が安定性は良いと思うが、子供が主翼に触ることで歪めてしまう可能性も高い。
基本的にはこのままで飛ばして遊ぶことにする。