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フィンの製作

フィンに要求される要素は面積当たりの軽さと強度、空気抵抗削減のための薄さのバランスであると考えられる。

ボディチューブをルールの範囲内でできるだけ短くする関係でフィンの形状は大きく後退角をつける必要もある。また、空気抵抗低減のため、ボディへの接合部を除く周囲をナイフエッジに削り上げた。

それらを考慮して、材質は一般的なバルサ。比重はソフトバルサの中では中くらいの0.15くらいのものを使った。これはこの比重が必要というよりは、これ以上軽いバルサは別の用途にとっておきたいため。きっと0.1くらいでも十分な強度があると思う。

大きく後退角がついているので、木目と直角方向の強度確保のため、また、ナイフエッジの保護のために和紙張りとする。貼り方は濃いめのクリアラッカーをバルサと和紙の両方に塗り、前縁を折り目として挟む形で張り付けた。

乾燥したら不要な和紙を切り離し、400番くらいの空研ぎペーパーで磨く。ガサガサがなくなったら薄めたクリアラッカーを塗ってはより細かいペーパーで研いでを繰り返して出来上がり。

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