モデルロケットのノーズコーンは軽量化を求められることが少ない。
ノーズコーンが軽いと重心が下がり、空力中心を下げなくてはならないからだ。
空力中心を下げるためには大きなフィンが必要になり、強度的にも空気抵抗の点でも不利になる。
モデルロケットではあえてノーズコーンにオモリを積むことも多いくらいだ。
しかし、直径114㎜、全高1300㎜のロケットは小さなフィンで十分安定しており、ボディチューブ同様コピー用紙で十分なバランスが得られた。
ノースコーンをペーパークラフトで作るためにはInkscapeで作図しなくてはならない。
3つのセクションに分けで作図するために、各種サイズをGoogle driveのgoogle sheets で必要な寸法を求めた。
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1e6l8OdpXwfq9llpLzWhNMn_hf7AGdCnbJtNZscZIuRg/edit#gid=0
このサイズを元にInkscape上に作図する。
扇形の半径と中心角を指定してやれば極めて正確に作図することができる。
今回は大きかったのでA3サイズの紙1枚では収まらなかった。
Inkscapeファイルはここにある。
https://drive.google.com/drive/folders/1wSAcZrGA4emgHsygmeCurVlRYc56Ang0
A3用紙に収まらなかったのでトップセクションと3番目のセクション、2番目のセクション2枚に分けて印刷した。
それを切り抜いて組み立てる。
ボディ・チューブにはめるところは適当な紙で筒を作った。
出来上がったのがこれ。
何度も打ち上げているが、極めて安定して打ち上げることができた。