植松電機のスペースプローブコンテスト ロケット部門の競技をこれからはSPC40mチャレンジと名付け、このブログで紹介することにする。
植松氏は「この競技がいろいろな地域で行われるようになるよう願っている」と言っていたので、そのためには競技名があった方がよかろうと考えたからだ。
この競技の良いところは、共通のエンジンで飛ばしたロケットの高度を共通の高度計で計るので、自分一人でも実施できることだ。
誰かが「こんな機体でこんな高度まで上昇した」とネットに書き込めば、「よし、それじゃあ私はこんな機体を作ってもっと40mに近づけてやる」と、ネットを通じて競い合うことも可能だ。
私も、この競技が色々なところで行われ、その成績を交流できれば良いと願っている。
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スペースプローブコンテスト 公式ページより引用https://spc.uematsudenki.com/index.php/ja/mn-rocket.html
1.1. 内容詳細
・目標高度は発射地点から 40m(最低到達高度 10m)
・使用するエンジンはEstes社B6-4型
・機体は単段式とする
・機体には10g程度の高度測定装置(Jolly Logic 社 AltimeterOne)を搭載する
・高度測定装置の搭載場所及び方法は参加者が指定する場所にテープで固定
・気圧による測定のため、測定装置付近に5mm程度の穴を空け、機体内部に設置
・高度測定装置は打ち上げ10分前には搭載できるようにする
・点火装置及びエンジンは本会が支給
・打ち上げ装置(ランチャー)は本会が支給する装置(ランチロッドは約 1m、太さ 4mm)を使用しても、機体に合わせて自作したものを使用しても良い
1.2. 評価方法
・機体の体積(翼は除く)と目標高度(40m) 機体の体積は実寸ないしは図面からの算出とします。 機体の体積と目標高度にどれだけ近づけたかが審査のポイントになります。 点数の算出方法は以下の通り
(40−誤差)×体積 / 40
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