5月31日に行われた全国大会に参加してきた。前回までは個人で「シュレディンガーの猫」名義で参加だったが、今回からは社会人チーム「ファランクスモデロケ研究部」の一員に加えていただいた。あいにくの雨で、しばしば競技中断、さらには高度競技は中止という結果となった。

滞空競技機に使った機体。第20回種コンに使った機体そのまんまでごめんなさい。全長460㎜エンジン・パラシュート除く重さが31.5g。ノーズコーン4.6g、12.3g、エンジンブロック7.1g、7.5g、パラシュートの直径は67㎝位.。
これで成績は45秒強の第9位。これは若干の上昇気流の助けを借りたタイムに見えた。
種コン機体だと高度を上げすぎると制限範囲内に落とすのが難しくなるので敢えて高度が出ないサイズにしてある。サイズの拡大は大きなパラシュートを無理なく収納できるというメリットもある。今回のパラシュートは防災シート用のアルミ蒸着フィルムを使った。30㎜というボディの太さは25㎜と比べてパラシュートの格納を容易にしてくれるのは間違いない。
この競技の時、機体分離の失格が時折みられるが、ショックコードを伸縮性の無いもののみで構成するとこれが切れてしまったり、機体やノーズコーンの接続部が破損したりという事故が増えるものと考えている。ショックコードが切れなくとも、ショックが集中するほかのパーツとの接続部分の剥がれや破損を招く可能性は高いだろう。モデルロケット競技歴の長い先輩たちの中にはケブラー糸のみのショックコードを使う人も多いが、たくさんの経験値の積み重ね(逆噴射の火炎の当たり方や逆噴射の強さのばらつき、パーツ強度や接着強度の確保など、考慮に入れなくてはならない要素は無限にある)。私の場合は紙飛行機のカタパルト用に売られている通称「赤ゴム」を」愛用している。ゴム動力飛行機用に売られている「TANゴム」なら様々な太さのものが売られているのでそちらから選んでもよいだろう。

そして、パラシュート競技での最も多い失敗原因はシュラウドラインが絡まることにより展開が不完全なものになることである。そんな可能性を少しでも減らすためにむずび目にはシュリンクチューブを被せて引っ掛かりにくいようにしてみた。

なお、パラシュート本体にシュラウドラインの取り付けはこんな感じ。ラインに輪を作りそれに通したカプトンテープでフィルムを表と裏から挟む感じで張り付けている。

発射準備の場面が1:41:20あたり。
実際の発射場面が1:43:42辺りから。機体がまっすぐ上がってパラシュートがきれいに開く姿は本当に何度見てもよいものだ。