さて、プリッツロケットの続きである。

まずはノーズコーン。これは3Dプリンタでサクッとお茶を濁す。軽量化するならペーパークラフトだが、私も歳をとって細かい作業はしんどくなってきたので楽をさせてもらう。
次にボディチューブ。軽量機体に使うなら紙かスチレンボードになるが、今回はプリッツロケットの模様を入れる必要があるので紙製とした。使う厚さは・・・「厚口」とした。理由は111m飛ばせる前提ではこれ以上の厚さが使えないということ。文房具屋さんではこの上に「特厚」や「最厚」があるが、重さの関係で不採用となった。この厚さはケント紙などの半分以下で、はっきり言ってふにゃふにゃである。それでも円筒形が円筒であり続ける限り、相当な加速度に耐えられる。潰れるとしたら工作制度が悪かったり、不慮の外圧がかかったりした場合だけである。


とはいえ、今回は飛行機で新潟胎内市まで運搬しなくてはならない。つまり、スーツケースに入れて運ぶためには分解して現地で組み立てられるようにしなくてはならない。
繰り返し分解・組み立てに耐えられるよう、要所要所を補強しなくてはならない。補強用のセンターリングなどは6㎜厚のダイソーのスチレンボードを使った。このリングこそ、ペナペナボディチューブで確実に打ち上げる秘訣である。


そして、最も大きな力がかかるのがエンジンブロックである。C6エンジンのパワーをふにゃふにゃボディチューブに伝えるためには、その力をうまく分散させつつ、まっすぐ上方に伝えなくてはならない。

そしてこのエンジンマウントはフィンを固定するためにも重要である。小型のモデルロケットで行うようなボディチューブにイモ付けでは強度が全く足りない。そこで、このエンジンブロックに切れ込みを入れ、そこに差し込む形とした。このことにより、なんとフィンの脱着まで可能になってしまった。これでスーツケースでの運搬が大いに楽になった。
ただし、このエンジンマウント、設計時の重さをずいぶんとオーバーしてしまった。出来上がりの重量をOpenRocketで再定義してみると、到達高度103m。111mを大幅に下回る結果となとなった。対策としては6㎜スチレンボードを2㎜にするなどの対策が考えられるが、今回はタイムリミット。今後の課題とする。
で、テスト打ち上げ。
はじめまして。モデルロケット製作過程をといも興味深く拝見しております。ダイソーのスチレンボードを真円に切り抜いたり丸い穴を開ける作業はレーザー加工機を使っているのでしょうか?よろしくお願いいたします。
スチレンボードの円形カットについて、現在はレーザーカッターを使っていますが、以前は円切りカッターを使っていました。
円切りカッターを使うときには針に力がかかり、ずれてしまいがちです。TIPSとして、針が刺さる部分をマスキングテープや円形シール、両面テープを貼ったケント紙など補強するとずれにくいです。
レーザーカッターを使うときには白色のものと色つきのものとでは切れ方が全然違います。白でなければ小出力ですぱすぱ切れますので申し添えておきます。
色々な方法のご紹介ありがとうございました。早速試してみたいと思います。