STDサイズのCLG((英語圏ではElastic Catapult Launch glider))に挑戦。
スパン300㎜、最大翼減75㎜という規格らしい。
海外ではバルサと発泡素材を組み合わせてフラップ翼が作っている主流のようだ。
しかし、日本では軽量なバルサが手に入らないので、人工素材の組み合わせで何とか工夫してみようというのが当面の目標。
基本的にBillGowen氏のWIF7の寸法や重量配分を参考にしている。
というわけで、デプロンを削ったペナペナの主翼にカーボンの紐を張り付けて補強。とりあえず、適当に張り付けただけだが、どう貼るかは今後の研究課題。
不器用なのでイマイチもっさりした翼だが、1gを切ることができた。
もう一つの問題は胴体。
2㎜のカーボンーパイプを多少削ってみても、軽く1gを超えてしまう。
ここは何とか0.5gを目指したいところ。
というわけで、Bill氏のWIF7の胴体を真似てみる。
3㎜角のバルサの4面に細いカーボンロッドを張り付け、バルサの角をサンディングで削り落とすというもの。
組み立てる前の胴体。
カーボンを張り付けた接着剤の増加分と、削り落としたバルサの角の差し引きで0.05g。胴体は0.5gほどに仕上がった。
尾翼は今回は欲張らずに0.08くらいのバルサを無理なく削った感じで作ってみた。重さへの影響が大きくない割には調整のしやすさに大きく影響するからだ。
というわけで、あおぞらケントで作ったフックを加えて1.6g程の機体が出来上がった。
さてさて、飛ばしてみた結果・・・
10mほどの体育館の天井にぶつけるくらいの上昇はさせることができたが、うまく飛ばす前に主翼の根元で折れてしまった。
また、カーボンの補強はまだ健在なので、修理して再度調整してみたい。