ぎりぎりになって滞空時間を競う機体の制作。
今回から最低重量25gという制限が付いた。普通に作れば半分くらいの重量になるが、あちこち頑丈に作ったうえでさらに残った重量はノーズコーンにオモリとして加える。
フィンは比重1㎜バルサをナイフエッジにしたものをマイクログラスでサンドしたもの。
ダイソーのスポンジシートで挟んで硬化させればそこそこ平らなのが出来上がる。
ボディチューブはラミネートフィルム。
滞空競技では大きなパラシュートを確実に展開するように積み込むことが求められる。
確実に展開するように押し込むために、透明なボディチューブは強い味方になってくれると考えたからだ。
ただし、熱に弱いので逆噴射が当たる部分には対策が必要だ。
と、言うわけで。ボディチューブ下端だけ、ラミネートフィルムの間にコピー紙を挟む形にした。
下は2回の試射に耐えたもの。
複数回の打ち上げに耐えることが確認できた。
半年前になりますが、大会出場お疲れ様です。
とても空気抵抗の少なそうな機体ですね。
ファンがとても小さいですが、このサイズでも安定して飛行させられるのですね。
もしよろしければ教えて欲しいのですがエンジンのロック機構はどうされてるのでしょうか。
尾端を絞って後端の空気抵抗を減らそうとしていますが、エンジンロックを針金で前後挟む方式だと、尾端に針金の出っ張りが出るのでそれを何とかしたいのですが
フィンの大きさについてですが、OpenRocket上で安定度1以上となるサイズにしています。テスト打ち上げでも上昇については問題なく直進していました。本番でも上昇については問題ありませんでした。打ち上げ方向のセッチングミスで場外に出てしまいDQでしたが。
エンジンの固定方法ですが、エンジンブロックの下端を内径16㎜としてエンジンが飛び出さないようにしています。エンジンブロックごとボディチューブから脱落すると困るので、そこはきつめに作っています。
ロケット本体の2/3くらいはパラシュート詰められているため、滞空時間は長くなりそうですが、風で流されてしまったようで残念です。筑波の打ち上げ場所はあまり広くなさそうなので、風が少し吹いたら簡単に流されてしまいそうです。
Open Rocket の情報ありがとうございます。安定度をソフトで出したことがないので、いれてみます。
エンジンのロック方法ありがとうございます。外径18mmに対してエンジンのフチを引っ掛けられるように最下端を内径16mmにされてるのですね。
この方法だと、エンジンの取り替えが出来なさそうですが、どうされてるのでしょうか
同じ構造の北海道モデルロケット大会用の機体を近々掲載しますので、そちらをお待ちください。
ありがとうございます、楽しみにしています。